2023.09.29
コラム

「LINEで応募」は商品購入に寄与するのか?ハウス食品のキャンペーンから見る購買リフト

 

ハウス食品が実施したカレーブランドのキャンペーンにおける「購買リフト調査」から、「LINEで応募」実施に伴う売り上げ貢献を分析した。「LINEで応募」を活用した販促キャンペーンが、実際の購入や継続購入にどのくらい寄与しているのか?ユーザーの態度変容は起こせているのか?実際のデータから読み解く。

調査概要

2022年7月に実施したカレーブランド(※1)のキャンペーンが、実際の購買や継続購買に結び付いたかを分析する。

今回の調査はLINE社が実施し、全国の15~79歳までの男女を対象に、2022年6~9月の期間内で行われた。
調査結果は、LINE社が保有するデータとパートナー企業が保有する購買データやモニターをマッチングさせることで、分析グループを作成(※2)。「LINEで応募」のキャンペーン参加有無やLINE公式アカウントの友だち(ターゲットリーチ ※3)であるか否かを条件に分析した。

 

※1キャンペーン対象のカレーブランド:こくまろカレー/バーモントカレー/完熟トマトのハヤシライスソース/咖喱屋(カリー屋)カレーシリーズ
※2 本調査におけるデータの活用はユーザーの同意を得たうえで実施しています。
※3 ターゲットリーチ:LINE公式アカウントの有効友だち

キャンペーン参加によって購入率や使用金額が大幅にリフト

同社のカレーブランドにおいて実施した「LINEで応募」を活用したキャンペーンへの参加によって、商品購入につながるかを調査した結果を紹介する。

 

まず、分析対象のユーザーを以下のように整理する。

 

・ハウス食品のLINE公式アカウントの友だち(ターゲットリーチ)かつ、キャンペーンに参加しているユーザー:A
・キャンペーン未参加かつ、友だちではないユーザー:B

 

Aのユーザーは、Bのユーザーと比較して、キャンペーン実施前(2022年6月)でも100人あたりの使用金額が約230%高いという結果が出た。これにより、Aのユーザーには従来からの商品の愛用者が多いことが窺える。

 

また、キャンペーン実施によるBのユーザーの100人あたりの使用金額が117%の伸び率であったことに対して、Aのユーザーは530%増と、購入金額が大きく伸びていることを確認できた。キャンペーンによってより購入意欲が喚起され、実際の購入に寄与していることが読み取れる。

キャンペーン対象のカレーブランドを対象に集計した、100人あたりの使用金額の推移

キャンペーン終了後も継続購入の効果

続いてAのユーザーを対象に、キャンペーンへの参加が商品の継続購入につながるかを調査した。

キャンペーン実施前の2023年6月実績を100%とした場合の、Aのユーザー100人あたりの使用金額。7月はキャンペーン実施時のため、大幅に使用金額が増加。キャンペーン終了後の8,9月も実施前の6月に比べて増加していた

ハウス食品のレトルトカレー全体の100人あたりの使用金額をみると、Aのユーザー100人あたりの2022年8月の使用金額は、実施前の2022年6月と比較して126%増、9月時点は553%増と、キャンペーン終了後も継続購入に寄与していたことが分かった(※)。

 

※2023年6月実績を100%とした場合の推移

まとめ

・普段から接点を持つLINE公式アカウントの友だちは、商品の購入金額が一般ユーザーよりも高く、さらにキャンペーンによって購買リフトが確認できた

 

・「LINEで応募」を活用したキャンペーンによって、キャンペーン期間中の商品購入の促進に加えて、キャンペーン終了後の継続購入につながりやすいことが明らかになった

この結果を踏まえ、ハウス食品グループ本社の担当者は次のように分析している。

キャンペーンをきっかけに製品に触れることで、製品の継続購買につながりやすいことが考察されました。今までは購買データとの突合が難しかったため、今回の調査はキャンペーンに対する考えを深められるものとなりました。


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