ビジネスマネージャーとクロスターゲティングの違い

オーディエンスを共有する機能としては、ビジネスマネージャーを利用する方法の他に、クロスターゲティング機能(オーディエンスの公開機能)がございますが、機能面での差異について本コラムにまとめております。


本コラムでは、


1. ビジネスマネージャーの概要
2. クロスターゲティングの概要
3. ビジネスマネージャーとクロスターゲティングの相違点
4. クロスターゲティング機能の終了予定について

 

の4点を主に解説します。

ビジネスマネージャーとは

LINE内外のデータを活用したマーケティング・DXを実現するための基盤となるプロダクトです。
LINE広告やLINE公式アカウントのオーディエンスデータやLINE Tagなどを横断的して活用することで、LINEでのマーケティング効果の向上が見込めます。

ビジネスマネージャーでできること

ビジネスマネージャーで利用可能な機能は以下になります。
主な機能としてはオーディエンスの活用・LINE Tagの活用・Conversion APIのトークン発行となっています。

※2023年3月時点

クロスターゲティングとは

LINE公式アカウント、LINE広告、LINEポイントAD、それぞれのメッセージ・広告配信やキャンペーンで取得したオーディエンスやLINE Tagをプロダクトを横断して配信することができるオーディエンスの共有機能です。
LINE広告やLINE公式アカウントの管理画面からオーディエンスの公開設定を行うことで、利用可能となっています。

ビジネスマネージャーとクロスターゲティングの相違点

ビジネスマネージャーがクロスターゲティングと異なる点は大きく以下の2つとなっています。


●より多くのアカウント間で、より多くのLINEサービスのデータ活用が可能
●メールアドレス・電話番号オーディエンスを、LINE公式アカウントでも活用可能

 

クロスターゲティングはLINE公式アカウント間でのデータ活用や、紐づくLINE公式アカウントが異なるLINE広告間ではデータの活用ができませんでした。
また、LINE公式アカウントにおける活用でも同様に電話番号やメールアドレスを活用することができませんでした。


しかしながら、ビジネスマネージャーを活用することで、LINE公式アカウントに縛られないデータ活用が可能となり、LINE公式アカウントでも電話番号やメールアドレスを活用して配信を行うことが可能になりました。

 

その他にも下記のような機能の違いがございます。

※ 共有可能なオーディエンスの詳細については、媒体資料をご確認ください。
※ ビジネスマネージャーは同一の企業が所有しているアカウント間でのみオーディエンス共有が可能です。

参考

※2023年3月時点

【近日予定】クロスターゲティングの機能終了について

クロスターゲティングの機能は将来的に廃止され、ビジネスマネージャーのオーディエンス共有機能に統合される予定です。


クロスターゲティングの機能廃止後は、現在本機能により共有されているオーディエンスは利用できなくなります。
なお、ビジネスマネージャーは今後更にアップデートをしていく予定となっているため、ぜひビジネスマネージャーをご利用ください。

活用事例

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